というタイトルでHBRのWeb版に記事が上がっていたので紹介です。別に真新しいことは特にないのですが、個人的に色々な視点を織り込んでいてまとまっているなと思いました。記事で取り上げられているものを、人と組織、製品サービス、企業を取り囲む環境、持続可能な発展とリスクマネジメント、という4つの視点で見直しながら、個人的に思うことを書き足していきます。

Why CSR`s Future Matters to Your Company

第一に挙げられているのが、従業員のエンゲージメント。記事ではボランティア活動への参加の推奨との関係等が紹介されていますが、企業で働く人も単にお金のために働くよりは社会のために何かをしたい、そう思える活動を推奨してくれる企業で働きたいということですね。就活生として、非常に分かります笑 自分自身がというよりは、むしろそういう欲求を持っている若手、特にいわゆる「優秀」な人は多いのではと思う今日この頃です。

これを「人と組織」について、CSRが果たす役割の一つと考えるなら、エンゲージメントよりも重要な要素があるように思います。それは「起業家精神とイノベーション」です。すごい大風呂敷を広げた書き方ですが、これは非常に大事なんだろうなと思い、いくつか仮設を持っています。ここだけで、何回もブログが書けそうなのでいつかまた書きます。

第二、第三に、コーズマーケティングと懐疑的な消費者が紹介されています。どちらも製品サービス、社会環境の変化に関するものなので一括りにしてしまいました。コーズマーケティングはポジティブに消費者に訴えかけるマーケティング戦術としてのCSR、一方で、懐疑的な消費者対策、つまり製品サービスについて批判的な姿勢を持つ消費者や市民社会からの批判をいかに退けるかという消極的なCSR、という形で紹介されています。後者について、Good Guideとか凄いなと思ったりします。Unileverと連携したコーポレートベンチャーキャピタルとかも出資しているみたいですね。

この二つに共通しているのは製品サービスを通じた「消費者」への働きかけと言えるでしょう。認証制度やCSRとブランドイメージの融合的な話もここに入ると思います。なんですが、この項目について、いっつも思うのは果たしてこの要素が経済的に重要なものとなるのか、って結局その市場、つまり国や地域の中で社会的な消費に関する土壌が整っているのかいないのか、というところに行きつくような気もしています。どうでしょう?? ここも色々書きたいところです。

第四に挙げられているのは、経営層の関与、つまりESG情報の重要性が高まっているということです。どうしてESG情報が重要になっているのかというテーマはまたそれ自体で数回に及ぶので今回は書きません。記事の中では、紛争鉱物や人身売買等、近年注目を集めているトピックも挙げられていますね。ちょうど昨日こんな記事があったので、こちらも紹介です。Sustainable Capitalismというタイトルですが、環境に関連したリスク、統合報告の重要性、四半期報告の罠、経営層と投資家への長期志向インセンティブ等が指摘されています。

 

この記事では、CSRについて異なる視点からその重要性の高まりを指摘しています。個人的にも、こうした多角的な理解が重要であると思うと同時に、他にも挙げられるものがあるのではと感じました。今後はそんな日々感じていることを、少しずつ書き溜めていきたいと思います。しかし、時間を決めて書いているのですが、こうして色々な話しが詰まった記事をネタにしても、「一度に書ききれない」といういいわけで結局何も書いていない状態になっているような… 今後も面白いなと思った記事をネタに、自分の考えを反映させた形で書いていきますが、これからはもう少し工夫します。